健康診断の血液検査
血液検査について考えてみたいと思います。
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血液検査は、さまざまな場面で使われます。例えば、熱が出たり、咳がとまらないなど、ウイルスや細菌などが原因と考えられる病気が疑われる場合、血液を取って検査するということが行われます。
これは、ウイルスが体内に入った場合に、ウイルスの活動を封じ込めるために、血液中の白血球が増加するなどの変化が起こります。これを血液検査によって検出しようということです。
また、一般的な血液検査では、血液の成分についてさまざまな検査が行われます。
血液は大別すると、血漿と血球に分けられます。血漿は水を主成分とする液体で、血液の流れをつかさどっており、血液中の55%は血漿でできています。
45%の血球のうち、大半が赤血球でできています。
赤血球はその赤い色を作り出す色素でもあるヘモグロビンが大きな働きをします。
つまり、血液の作用のひとつである、酸素を全身の細胞にめぐらせ、二酸化炭素を細胞から肺へと送り返すという働きはヘモグロビンの作用によるものです。
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血液検査により赤血球の量が少ないと、貧血である疑いがもたれます。
赤血球の量が少ないので、ちょっとした運動によって酸素を大量に供給しなければならなくなったときに効率よく酸素を運搬することができず、脳に酸素がいきわたらずに立ちくらみを起こして倒れてしまったりします。
これは血液検査の表示としてはPBCという数値で表されません。
また、貧血の理由は赤血球の不足だけでなく、赤血球に含まれるヘモグロビンが足りなかったりすることでも起こりますので、MCV=平均赤血球容積、MCH=平均赤血球血色素量、MCHC=平均赤血球血色素濃度といった数値を総合的に判断する必要もあります。
また、先ほど出した例でウイルスの感染や炎症などにより白血球の量が増えるということがあるといいましたが、これを表す数値としてはWBCという測定値が用いられます。
また、白血球とひとことでいっても、その内容を調べてみると、さまざまな役割を持たされていることが分かります。
現在では白血球を5種類に分類し、その割合が基準値を上回るか下回るかによって病気の可能性の診断が行われます。具体的には好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球という5種類の存在する割合を見て体内の様子を判断するのです。
また、特定の肝炎にかかっているときに増える抗体の量を測定する血液検査もあります。
血液検査ではこのようにさまざまなカラダの異常が分かります。そのため、ウイルスなどによる異常が疑われる場合にはとりあえず血液検査をするというのが一般的になっています。
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