胃カメラ=内視鏡検査

内視鏡検査について考えてみることにしましょう。

内視鏡検査に使われる内視鏡は、日本では胃カメラと呼ばれることが多いものです。
普通に「胃カメラ飲んでさー」なんて会話で出てきますよね。

これは、日本での最初の頃の内視鏡が、先端に小型カメラをつけたものであったことから、今でもその名残で胃カメラと呼ぶことがあるということらしいです。

実際には内視鏡検査は胃だけでなく、小腸や大腸、気管支などといった部分の検査を行うこともよくあるので、胃カメラというのはちょっと語弊のある言い方です。

内視鏡検査に利用する内視鏡というのは、細長いチューブ上のもので、光ファイバーで先端から確認できる様子を逆の端にとりつけられた受像部分で見られるものや、先端にCCDセンサと呼ばれるデジカメやビデオカメラなどの受像部分に使われるセンサーが取り付けられており、モニターに画像データを送るもの、また超音波センサーを取り付けて、超音波により表層以外の部分の病変まで読み取れるようになったものなどが出てきています。

内視鏡検査というと、日本では主に胃の検査を指します。

胃の検査というと、もうひとつ有名なものにレントゲン撮影があります。
胃のレントゲン撮影時には、造影剤として硫酸バリウムを飲むため、胃のレントゲン撮影のことをバリウムを飲むと表現することもありますが、これはバリウムを飲むという行為が非常に苦痛を伴うものでそのなんとも言いがたい気持ち悪さや、ゲップをしたらダメといった精神的な圧迫感などが、医療行為のなかでも独特なので、よく話題のひとつとして取り上げられるということでもあります。

あの、バリウムを飲むという検査の方法で読み取れる情報というのは、実はそんなに多くありません。

バリウムを飲んで検査して、何らかの異常があった場合には、さらに精密検査が行われることになります。
また、実際に異常があったとしても、レントゲン撮影ではうまく映らないということもよくあります。

結局、胃のレントゲン撮影というのは、大量の被験者を捌くために、最も効率のよい方法ということで行われるのであって、それで完全な検査が行えるというような種類のものではないということです。

ですから、何かしらの異常、例えばお腹が痛いなどの症状がすでに出ている場合、医師はレントゲン撮影ではなく、内視鏡検査を先にすすめます。

最近の内視鏡は太さも非常に細いものになっており、昔のように苦しいものではなくなりました。

細さとしては、鼻腔から入れるようなものも実用化されて広く普及しています。
これだと苦しさというのはほとんど感じないようです。