身体検査

身体検査について考えてみることにしましょう。

身体検査という言葉には、主に2通りの意味があります。
一つは、小学校などで行われる体重や身長などの測定など、もう一つは、空港での搭乗手続きやイベント会場などで、不適切な持ち物を持っていないかどうかを調べる検査です。

一つ目の身体検査は身体測定というほうが一般的かも知れません。
身長計測や体重測定、胸囲、座高、頭囲などを測ることで、一年ごとの成長、一ヵ月後との成長を測定するものです。

視力検査や聴力検査なども行われます。

もう一つの身体検査ですが、これは空港の搭乗手続きの際にゲートをくぐることで行う金属探知などが一般的なものですね。
ハイジャックなどを防ぐ目的で行われるものですが、2001年のアメリカで起こったワールドトレードセンタービルへの飛行機による自爆テロのあと、手荷物持込の検査は非常に厳しくなりました。

そのほかにもさまざまな身体検査があるのですが、就職や進学の際に身体検査に合格しないといけない職業もあります。

例えば、航空機のパイロットなどはその最たるものですね。

航空パイロットは目がよいことが大切になってきます。
そのため、裸眼でも一定の視力を保っていることが求められます。

また、上空でいきなり心臓などのに発作が起こった場合、非常に危険な状況になることが予想されますので、特定の持病がないかどうか、心電図や脳派の測定に異常はないかといったことも調べられます。

さらには、循環器系の血圧に関する異常、心筋、心膜の異常、心不全、脈管障害など、呼吸器系の疾患、気胸、消化器系の疾患、腎臓、泌尿器、生殖器の異常と妊娠の有無、血液に関する検査、精神病、神経症、てんかん、意識障害、薬物依存症、アルコール依存症、人格障害、行動障害、その他症状がないものの頭部への外傷の有無、自律神経失調症など。

視野、色覚、眼球の動き、近距離、中距離、遠距離という距離別の視力。聴力、平衡感覚、耳鼻咽喉科系の機能障害の有無など、航空パイロットに関する身体検査というのは、自動車のドライバーなどに対するそれと比較できないほど詳細なものです。これらの身体検査は認定された医療機関でないと行うことができません。

また、身体検査には、内閣に入閣する閣僚の過去に対する調査と言うような意味合いもあります。

しばしば、内閣の閣僚の昔の女性関係であったり、事務所経費の不適切な計上、国民年金の未納問題などが取り上げられますが、これらは首相の任命責任に発展する可能性もある重大な問題です。そのため、事前の身体検査が重要になってくるのです。